2025年にアングリア・ラスキン大学のMBAを取得され、同年12月に英国・ケンブリッジでの卒業式に出席された小倉万季さんの修了生体験談をご紹介します。

小倉 万季さん|TCI JAPAN Co.,Ltd. 日本支社リーダー

2025年12月にアングリア・ラスキン大学のケンブリッジキャンパスで挙行された卒業式に出席された小倉さん

MBA取得を目指した理由

日本支社リーダーを務めていたことで、弊社CEOと仕事することが多かったです。その際に、CEOの言動や決断力に圧倒され、CEOの頭の中を理解したいと思ったことがMBA取得のきっかけです。さらに、夫のイギリス駐在が決まったことで、イギリス滞在中にMBAを取得しようと決意しました。

当校を選んだ理由

他校よりも低価格であること、また日本語で学びながら英語のアサインメントと論文を執筆するというハイブリッドな学習方法に惹かれました。

当校での学習を通じて学べたこと、気付いたこと

2点あります。
1点目は、答えのない問いに対して、自分なりの根拠と結論を提示する力の重要さを学びました。
日本の義務教育では1+1=2という基本的に全員が同じ答えが出るような学習方法です。しかし、社会に出ると、答えのない曖昧な問いに対して自分の結論を提示する場面が多くあります。アサインメントやディスカッションを行うことで、この力を養うことができました。
2点目は、苦手意識を克服したことです。今まで財務関係の書類を見るのも嫌で苦手意識を持っていました。しかし、ファイナンスの授業とアサインメントを通して、転職活動を行なう際に、会社のIR情報を積極的に見て、財務の観点から会社の成長度合いを理解できるようになりました。

MBA取得後に感じたこと

MBAを取得したことで、起業家精神を持つことができました。より良い組織や社会になるために必要なことは何か、そして自分に出来ることは何かを常に考える癖がついたと思います。


MBA取得を目指す方へのメッセージ

MBAを取得しても残念ながら急激な変化は訪れません。急に給与が上がったり、転職が成功したり、望むポジションに簡単にいけるわけではありません。しかし、授業、アサインメント、論文を達成した成功体験はご自身の自信となり、得た学びは一生ものです。MBAで学んだことが仕事にどう活かせるのかを常に考えることが重要です。行き詰まったら授業の資料を読み返して再度インプットを行うことで、より良いアウトプットが出来ると思います。MBA取得の道を選んだのはご自身です。自分を裏切らないように、卒業式出席まで頑張ってください!